※当ブログの一部の記事にはアフィリエイト広告を掲載しています

『メキシコ麻薬戦争』を読みました!メキシコのマフィアの世界こわい

<今年読んだ本 42>
『メキシコ麻薬戦争 アメリカ大陸を引き裂く「犯罪者」たちの叛乱』ヨアン・グリロ(著)、山本昭代(訳)/現代企画室
メキシコで麻薬密売をおこなっているマフィアの現状を描いたノンフィクションです。

感想:すごい面白かったです。メキシコのマフィアこわい!
バンバン人を殺すのもこわいし、誘拐をビジネスとして成立させてて、半年で1万人を誘拐したというのもこわいです。またこれは2011年に書かれた本であり、出てくる話は昔の話ではなく、今まさにリアルタイムで起こっていることだというのがこわいです。いやーこんな世界もあるんですね。


最近の麻薬組織で、お互いの情報を明かさないためにコードネームで呼び合ったり、細分化された組織で活動してるというのが、小説『Dクラッカーズ』に出てくるドラッグ組織「セルネット」みたいで、事実は小説よりも奇なりだなあーと思いました。