<今年読んだ本 29>
『カツヤマサヒコSHOW season2』勝谷誠彦&サンテレビ/西日本出版社
サンテレビの番組『カツヤマサヒコSHOW』の書籍化です!映画監督の林海象さん、阪神の掛布雅之さん&阪神ファンの大学教授の國定浩一さん、アーティストの明和電機の土佐信道社長、シンガーソングライターのレーモンド松屋さん、作家の花房観音さんによる京都案内、日本史学者の村井康彦さんとの対談が収録されています。
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感想:おもしろかったです!勝谷誠彦さんの主観強めのしゃべりが小気味よいです。
しかし!!明和電機ファンとしては、明和電機の社長との対談に「勝谷さんそれは違う!」と指摘したい点が多々ありました。
- 明和電機社長のことを「明和さん」と呼んでいたのには違和感がある!「社長」もしくは「土佐さん」と呼んで!
- 大ヒットした『オタマトーン』のことを「ずいぶんと人を舐めた商売」と言うのは失礼じゃないですか!?オタマトーンは単純でふざけたおもちゃに見えるけど、あのシンプルで完成度の高いアイデアを思いつくのは超絶に大変だと思うから!
- 社長がサバオで喋った言葉が書き起こされていますが、「サバオでーす。地球から来ました。」って書いてある!違う!!そこは「子宮から来ました」ですよ!サバオは胎児なので
- 勝谷さんが明和電機のことを「明和さんは、そもそもミュージシャンですから」と言っていましたが、それはちょっと違うんじゃないですか!?確かに明和電機が有名になったのは珍楽器を演奏するミュージシャンとしてであり、CDを何枚も出してますけど、あくまでも明和電機は現代美術作家でしょう!!
勝谷さんも明和電機も吉本興業所属で、勝谷さんのマネージャーさんがちょっと前まで明和電機のマネージャーもやっていたんですって。よしもとって何でもありの会社なんですね。