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セス・フリード『大いなる不満』を読みました!

<今年読んだ本 60>
『大いなる不満』セス・フリード(著)、藤井光(訳)/新潮クレスト・ブックス
1983年アメリカ生まれの著者による短編集です!氷漬けの古代人の遺体を研究する研究者たちの話、ひどい差別的な演劇を演じさせられた生徒の話、珍しい微生物の生態の話など、変わった話ばかりです。

感想:非常におもしろかったです!
世にも奇妙な物語のような後味の悪さがありました。遠回しな社会風刺になっていると思われる話も多くて奥が深いなあと思いました。最初の古代人研究者の話と最後の微生物の話が好きです。