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『HK 変態仮面』であんど慶周先生の舞台挨拶を見た!

シネマスコーレ名古屋駅前のシネマスコーレにて、映画『HK 変態仮面』を見ました!
しかも、原作者のあんど慶周先生の舞台挨拶のある回です!
整理券が9時40分から配布開始されるところ、9時25分ぐらいに行ったらすでに長蛇の列で、もらった整理番号は63番でした。シネマスコーレは席数が少ないので、ギリギリ補助いすに座れるぐらいの番号です。よかった。


変態仮面の実写映画、すごい面白かったです!
主演の鈴木亮平さんのリアル変態仮面な肉体の仕上がりっぷりと、逆に安田顕さんの細マッチョではあるけれど全く仕上がってはいない感じの対比が素晴らしかったです。

あんど慶周先生の舞台挨拶

大爆笑で拍手喝采の上映のあと、いよいよ待ちに待ったあんど慶周先生の舞台挨拶がありました!
どんなことが話されたのか、うろおぼえで箇条書きにします。

  • 司会進行はシネマスコーレのスタッフの方「変態仮面を上映できてうれしく思います!」
  • 変態仮面の上映は昨日(4/13土曜日)からで、昨日は3回の上映が3回とも完売した
  • あんど先生登場、メガネのナイスミドル
  • あんど先生「近っ!」(シネマスコーレは最前列の座席とスクリーンの間が狭くて、お客さんの膝元すれすれに立ってました)
  • あんど先生、シネマスコーレは『電人ザボーガー』を見に来たことがあって、そのときは60人ぐらい入ってほぼ満席だった。今日は100人ぐらい入ってるからそれ以上の大混雑。
  • よく笑ってくれる暖かいお客さんでよかった。
  • 変態仮面を演じているのは、仮面をかぶっているシーンもすべて、鈴木亮平さん本人です。ネット上ではプロレスラーの誰かだという噂もあったけど、撮影を何度か見学に行ったし、間違いなくすべて鈴木亮平さんでした。
  • 鈴木さんは、原作の絵を200枚以上切り抜いてポーズを研究し、1年かけてあの肉体をつくった。
  • 変態仮面は、原作の絵だと上半身がムキムキなのに対して足は細い。鈴木さんもそのバランスに合わせて、鍛えながらも足はあまり太くならないように調整したという。
  • 安田顕さんの怪演が素晴らしかった。『ダークナイト』のヒース・レジャーにも匹敵する演技だ。彼こそ本当の変態なのではないか。
  • 映画に登場した敵役キャラはすべて福田監督のオリジナル。
  • 原作の変態仮面の1年間の連載の中では、変態仮面を脅かすような「強敵」は登場しなかった。もしも連載が続いていたら、今回の映画のような敵が出てきたのかな、と思いながら観た。
  • あの佐藤二朗さんは卑怯ですよね。
  • 変態仮面の実写映画化にあたり、まず「本当にできるのか?」という疑問が大きくあった。しかし、実際にできて、しかもこれほどまでに完璧な作品に仕上がったことは、本当にすごいことだ。マンガの実写化だと、『なんとかレボリューション』とか『何とかャーン』みたいなガッカリ作品もあったが、変態仮面は本当にすごい。
  • 冒頭で漫画のコマが映し出される演出とか、途中のスパイダーマンっぽい場面とか、明らかにマーベルを意識してますよね。監督そう来るか、という感じで、嬉しかった。
  • 最初に脚本が上がってきて、「脚本を読んでなにか気になることがあったら言って下さい」と言われたが、せりふだけ読んでもわからないんですよね。
  • 主演の鈴木亮平君は、本当に狂介みたいにまじめな人だった。
  • 変身前の狂介のときの演技がいいと思った。あれがあるから変態シーンも映える。
  • 鈴木君は30歳。でもちゃんと高校生に見えますからね。
  • もしも映画の続編があったら、原作を読んだ皆さんもそう思ったとおもうんですけど、春夏に出てほしいですよね。そしてその次は変態仮面ジュニアも…そうなったら三部作か?
  • (原作の今後の展開について)狂介が刑事になった『刑事編』のネームも描いてみたりしました。現状、どこで発表するとかは全く未定ですが、どこかで発表できたら…
  • …といったところでそろそろお時間です。この後の上映作品は、大島渚監督追悼上映の『愛のコリーダ』です。変態仮面の後に愛のコリーダという、他の劇場では絶対にできないラインナップでお送りいたします。
  • シネマスコーレでの変態仮面の上映は今のところ5月3日まで決定していますが、おそらく延長されるでしょう。

これがあんど慶周先生だ!!

舞台挨拶後、シネマスコーレ前の路上でサイン会がありました!当日あわてて買ったコンビニ版コミックにサインをいただき、握手してもらいました。ありがとうございます!