※当ブログの一部の記事にはアフィリエイト広告を掲載しています

『アーティスト』を見ました!

ユナイテッドシネマ阿久比で、映画『アーティスト』を見ました!!アカデミー賞で白黒でサイレントの映画です!ロードショー公開からしばらく経って、ユナイテッドシネマ阿久比で2週間限定公開です。
感想:おもしろかったです!ダンスを習いたくなりました。嬉しいことがあったときに、その場で軽くダンスのステップを踏んで喜びを表現できるようになりたいです。あと登場人物が全員、顔の表情が豊かだったのを見習いたいと思いました。
あと、主演俳優の「ジャン・デュジャルダン」は、きゃりーぱみゅぱみゅに匹敵する言いづらい名前として、もっと話題になってもいいのではないか。


話の筋は、サイレント映画の大スターが、トーキー映画の時代になって時代の変化についていけず落ちぶれていって、そして…という、わかりやすい内容です。ストーリーがわかりやすすぎて、アカデミー賞作品としてはひねりが足りないのではないかとも思いますが、基本サイレントだし面白かったからいいか。


主人公に感情移入しながら見ました。冒頭の場面、舞台上であれだけ拍手喝采を浴びたらそれは気持ちいいでしょうねー!あこがれます。そして後半、人気が無くなって落ちぶれていくさまが、身につまされました。トーキー映画の上映会場でお客さんに久しぶりに声を掛けられたと思ったら、自分に気づいたんじゃなくて犬を可愛がるためだったという場面が、せつなくて哀しかったです。いつまでも過去の栄光にすがっていてはいけない。


そしてラスト、実力さえあれば、また光を浴びるときが来る。ハッピーエンドだけど、わたくしのように大した実力のない者から見ると完全に共感することは出来ず、厳しさを含むラストだと感じました。わたくしも、なにか一芸を身に着けないといけないなーと思いました。小島よしおさんがポールダンスを習っているというのは、正しい努力だと言えるのでしょう。


さすがフランス映画だけあって、前半の食事シーンで主人公夫婦が食べてるデザートが、白黒だけど美味そうでした。あとあの犬すげえ。