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映画『鯨捕りの海』を見ました!!

名古屋シネマテークにて、映画『鯨捕りの海』を見ました!
この映画は、1998年に公開された、捕鯨についての記録映画です。宮城県牡鹿町の「第三十一純友丸」という小型捕鯨船によるクジラ漁の映像を中心に、さまざまな捕鯨に関する映像が記録されています。第三十一純友丸による、和歌山県太地町でのゴンドウクジラ漁、千葉県和田町でのツチクジラ漁。捕った鯨を漁港で解剖するところ。ノルウェーで行われている捕鯨について。などです。
『ザ・コーヴ』の公開に併せて、特別上映されていました。
感想:おもしろかったです!クジラが食べたくなりました!
捕ったクジラを解体する場面がとにかくすごいです!解体職人の方々が、切れ味鋭い解体用の包丁で、巨大なクジラをスパスパ切っていきます!クジラ肉の真っ赤な塊がどさどさ積み上げられていきます!生肉の山です!尾びれもスパスパ切り刻みます!骨にこびりついた、マグロで言うところの中落ちの部分の肉も、きれいにこそげ落とします!で、最終的に、巨大な背骨だけが残されます。いやーダイナミック。
海上でのクジラ漁の場面も、砲を発射する瞬間の緊張感がすごい!捕れたクジラの尾びれに穴を開けて綱を通して船体に固定して、港まで鯨を曳航するところも、鯨が巨大だから、すごい迫力でした。
この捕鯨の技術を伝承するためにも、絶滅の心配のない種類の鯨だったら、ちょっとぐらい捕ってもいいじゃんと思いました。そのために調査捕鯨をがんばってほしいです。