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『それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌』を見ました!

わたくしはいい歳ではございますが、ユナイテッドシネマ阿久比にて、映画『それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌』を見てきました!同時上映はクリームパンダが主人公の『はしれ!わくわくアンパンマングランプリ』です!客席には私一人しかいませんでした。

はしれ!わくわくアンパンマングランプリ

クリームパンダと、フラワーランドから来た花の妖精マギーちゃん(声:さくらまや)が、手作りの車でアンパンマンワールドを一周するレース「アンパンマングランプリ」に出場して、ばいきんまんに邪魔されながらもがんばるというお話です。
感想:素直におもしろかったです!マギーちゃんのツンデレ具合が最高!さくらまやちゃん、お上手!かつお武士とか、てっかのまきちゃんとか、丼の三人とか、いろんなキャラクターが出ててにぎやかで楽しいし!
一生懸命がんばるクリームパンダの姿に勇気づけられました。「あきらめたら、夢はそこで終わってしまう。だからあきらめてはいけない」という、シンプルながら重要なメッセージがわかりやすく伝わってきて、良かったです。さすがアンパンマン
ただ、この「アンパンマングランプリ」、出場者はほのぼのしたメンバーですが、レースとしては本気で過酷なようです。山道や砂漠などのオフロードも走るし、海の上も走ってたし(水陸両用車!)、夜中に走っているシーンもあったから一昼夜ぶっ通しで走り続けているんだろうし、しかもクリームパンダとマギーちゃんが運転するフラワー号は、エンジン駆動ではなく、なんと足こぎ式の車でした。クリームパンダの脚力はんぱねえ。

それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌

悪役として、闇の女王ブラックノーズと、ブラックノーズに育てられた雛鳥の化身・カーナちゃんが出てきます。カーナちゃんはブラックノーズによって「歌ったり踊ったり美味しいものを食べたりするのは間違った幸せだ」という、悪者らしい教育を受けています。
ブラックノーズの言いつけで、カーナちゃんは「暗やみの笛」を吹いて回ります。この笛の音色を聴いた人は、幸せな気持ちを奪われてしまいます。笛の音色を聴いた猫のおじさんやペンギンさんやカバオくんなどは、何もやる気が起きないという、うつ状態のようになってしまいました。
そんなカーナちゃんがアンパンマンに出会って、さてどうなるか、というお話でした。
感想:おもしろかったです!
カーナちゃん可愛い!前半のクールビューティーぶりと、後半戸惑いながらもだんだん心を開いていく具合が、いい感じでした!小鳥にも懐かれてたし!カーナちゃんいいなあ。
映画版のアンパンマンだと、ばいきんまんが本気でえげつない悪事をする場合が多いですが、今回はばいきんまんはそんなに悪くなくて、そのかわりに闇の女王ブラックノーズが完全な悪でした。ブラックノーズは「昔はいい人だったけど諸事情あって悪い心を持った」等の設定は無いようで、ただひたすら純粋な悪として描かれている感じでした。アンパンマンには珍しい悪さだ。
アンパンマンマーチをみんなで歌って勇気百倍になるところの盛り上がりが良かったです!アンパンマンマーチは永遠の名曲ですね!この前ポップンミュージックアンパンマンのExを久しぶりにやってみたら終盤が叩けなくて、クリアできなかったけど。


ラスト、カーナちゃんは期待通り改心していい子になってくれましたが、ブラックノーズには救いが無く、完全に滅ぼされていました。アンパンマン界には珍しい容赦の無さだと思いました。「正しい者しか救われない」という、子供たちに対する教訓でしょうか。


あと、アンパンマンが自らの頭部をちぎって空腹な人に食べさせたあとの、頭の一部が破れてあんこが露出した状態のアンパンマンは、先日見た映画『恐怖』に出てきた、開頭手術を受けて脳が露出している人の姿に似ていると思ってしまいました。さんざんお笑いの題材にされていることですが、やっぱり自分の頭を食べさせるって言うのは、よく考えるとこわいですよねえ。