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『誰も守ってくれない』を見ました!

<今年見た映画 10>
ユナイテッドシネマ阿久比にて、映画『誰も守ってくれない』を見ました!
18歳の少年が、幼女殺害事件を起こします。その容疑者の家族が、マスコミに一方的に悪者にされるみたいな報道をされたり、ネットで実名や写真を晒されたりして、大変なことになります。で、佐藤浩市演じる刑事が、志田未来演じる容疑者の妹を守ろうとして、社会と闘うというお話です。
感想:かなり面白かったです!社会の理不尽さ、恐ろしさを、これでもかと見せられて、こわくなります。誰かに守ってほしいです。志田未来の一家だけでなく、佐藤浩市演じる刑事のほうにも重い過去のエピソードがあったりして、かなり見ごたえのある作品でした。志田未来は可愛かったし、佐々木蔵之介の目は怖かったです。
でも“過熱するマスコミ報道と容疑者家族の保護をテーマにした問題作”というふれこみの作品で、確かにその通りなのですが、後半はネット上の匿名掲示板の悪意ある書き込みがエスカレートしまくるという感じで、「ネットの怖さ」に重点が置かれていまして、たしかに怖いですが、ネットばかり悪者にせずに、もっと“マスコミの一方的な報道”の問題点を指摘してほしいとも思いました。
ひゃー。