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M-1グランプリ2008 3回戦大阪2日目の感想を

(2008.12.4〜6に記入)今さらですが、なるべく書いてみます。見てから4日後に思い出しながら書いておりますので、他の方々のブログ等での感想を参考にしまくっております。すみません。
会場は大阪厚生年金会館芸術ホールで、私の席は2階席の2列目でした。上から見下ろす感じで、遠いけど見やすい席でしたよ!
司会の中田なおきさんによると、今年のM−1のエントリー数は4489組で、この日はそのうち53組が出たそうです。基本的に全組おもしろかったです!さすが3回戦。

☆ciao☆(アマチュア)

オカマバー。味噌汁で乾杯したらこぼれたりとか、地味すぎる動きのショータイムとか、後半しっかり盛り上がって面白かったです!最初の組から笑いが起こるとは、さすが3回戦はレベルが高いですね。ただ前半も決してつまらなくはなかったのですが盛り上がらず、「客席がまだ暖まっていない」状態を目の当たりにした思いでした。おそろしや。

グッドモーニング(アマチュア)

結婚式の友人代表のスピーチ。「おなご」という言葉を連呼したりとか、最後はオリジナルソングを熱唱したりとか、オーソドックスに面白かったです。ボケの方が「高倉健」というボケフレーズを言うけど、すぐには突っ込まず、何度か「高倉健」を繰り返してから突っ込むという、時間差ツッコミみたいなのがありました。面白かったけど、変化球のツッコミとしてはよくある方法なのかな。

ベリー・ベリー(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)合格

切れた電球を替える練習。めちゃくちゃ面白かった!動きのあるギャグが多くて楽しかったです。「電球を交換する」という地味な状況で、よくこれだけ色々面白くできるなーと感心してしまいました。

メルヘンチックバズーカ(NSC 大阪)

小室逮捕とか羞恥心とか、今年話題になったミュージシャンを題材にした時事ネタ漫才でした。ツッコミのかたのかつぜつがあんまり良くなくて微妙な感じでした。

ラヴドライブ(アミーパーク)

西澤パルデンさん(スコットランド人のハーフで羽織袴姿でボケの方の人)が坊主頭になっててビックリしました!!ツカミで坊主頭になった理由に言及し、外国人力士の度重なる不祥事を謝罪してドカンと受けていました。でもそれならロシアとのハーフの人が謝罪すべきじゃないかと思いましたがネタだしまあいいか。
ネタは「外国人扱いされて腹が立つ」という話。面白かったー!後半は卒業式の呼びかけ形式になって畳み掛けて、かなり盛り上がったので受かるかと思いましたが不合格で残念。

UNDER POINT(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 名古屋)

出ました!名古屋吉本のエース(たぶん)!「彼女に告白する練習をする」というネタでした。しりとりで、すぐに『ん』で終わる言葉を言ってしまうという古典的な繰り返しが面白かったです。ツッコミで「意味ねえが!!」とか、たまに名古屋弁が出るのが嬉しかったですが、彼らが名古屋のコンビだと知らない人が見たら、名古屋弁に違和感を感じるんじゃないかと心配になりました。最初に「ぼくら名古屋から来たんですけどー」とか言ったほうがいいのかとも思いましたがどうでしょう?どうでもいいか。

プラスマイナス(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)合格

掃除機の訪問販売。兼光さんがこだま師匠のモノマネをした瞬間に、会場がドッカーンと沸きました。さすが。おもしろかったー。後半の岩橋さんのヒートアップぶりがさすがでした。

八田荘(アマチュア)

ちょっとしたラッキーな出来事でテンションが上がるという話。ラッキーな出来事の話をするけど「まだこの程度はラッキーちゃう!」と言って、出来事のラッキー度合いがどんどんエスカレートしていくのが面白かったです!後半いつのまにかクッキーの話になったりして相当おもしろかったですが、落ちでもうひとつ意外な展開があればよかったのかなあ。

じゃじゃ馬ポニー(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)

ラップ風にお葬式をする。これに似た設定のコントを昔ジャリズムがやっていたのを見たことがあるような気がしました。ジャリズムといえば、関係ない話ですが、りあるキッズ結成のきっかけになった『輝く日本の星!』という番組の決勝で、ジャリズム風のネタをやった小学生コンビがいましたよね。「オレなりのラップ」って言ってねえ。彼らも今りあるキッズと同い年になってるんですよねえ。関係なくてすみません。

ジャングルパンダ(アマチュア)

子供の質問に答える。「ダジャレって何?」とか。子供役の人が日本国憲法第76条の条文をスラスラ答えるという暗記芸も織り込んでいました。暗記芸って凄くて拍手が出ますが、笑いにつなげるのは難しそうですね。

ヘッドライト(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)合格

ボケの人が、カラオケで歌った曲名をひとつずつ言っていく。でもその曲名が全部ダジャレというか、ヘンな曲名になっていて、ツッコミの人がそれに突っ込んでいきます。『大阪で生まれた音頭』とか。ボケの人が純粋にボケの単語しか言わない、ナイツっぽい感じの構成でした。で、ボケの人が言ったフレーズが全部おもしろかったです!全部ウケてました。ボケで受けて、ツッコミでまた受けてみたいな。いやーすごかった。

ピアノソナタ(アマチュア)

野球の試合の打撃成績。二人とも棒読みっぽいしゃべり方でした。いやーめちゃくちゃ面白かった!「1番 センター 山田 第一打席 三振、第二打席 三振…」のように、ボケの人が打者の打撃成績を淡々と述べる。でもその打撃成績がだんだんおかしくなっていきます。前半は、三振ばかりなのに最終打席で敬遠されたりなどの「野球的におかしい」という分かりやすいギャグで、中盤はシュールな感じで、後半は「逃げ遅れ」というワンフレーズを連発と、多彩なパターンのギャグが入っていました。合格してほしかったー。

恋愛小説家(松竹芸能)

ツッコミの下手な僕にツッコミの神様が降りてきた。でもやっぱりツッコミが下手だったというネタでした。

天竺鼠(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)合格

古いアルバムの写真を見て思い出した、子供の頃の話。運動会とかヒーローに憧れた話とか。お客さんの靴をやたら気にする川原さんに笑いました。好き放題にボケる川原さんに、きっちりとした突っ込みが入って、川原さんがより面白く見えるように思いました。いやー面白かった。

にじゅうまる(アマチュア)

大金持ちは執事が何でもやってくれる。執事のキャラクターが年寄りで超ヨボヨボなのが面白かったです。

辻イトコ・まがる(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京)

イトコさんは鮮やかなオレンジ色のスーツ姿で登場!まがるさんは普通の地味な背広でした。大阪のおばちゃんの厚かましさの話。イトコさんはベテラン夫婦漫才師の風格が漂う熟練の喋りでしたが、まがるさんは明らかに漫才が下手で、そのギャップが笑えました。
動く辻イトコ・まがるさんの姿を見たのは、『わらいのじかん』でダウンタウンが若手芸人のコンビ名を暗記するやつ以来だったので、見れて嬉しかったです。

泰山北斗(アマチュア)

子供の頃やったイタズラ。ボケの人が超真面目キャラで、「てぶくろを逆から読むと?」「ろくぶて」で6回ぶつみたいなイタズラに対して、真面目すぎるリアクションをするみたいなネタでした。かなり面白かったけど、くそまじめキャラというのは新鮮味があまりないからダメなのかなー。

キングコング(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京)合格

ヒーローインタビュー。もう文句なしに面白かったです!でも最初から最後まで大爆笑ではありましたが、去年の決勝のような超大爆笑の超盛りあがりというほどではなく、このままでは優勝はきびしいのではないかとも思いました。

ぱんだぐみ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)

理想のデート。男女コンビで、新喜劇の人だそうです。女性が理想のデートの一人コントをして、男性がそれにつっこむ形。おもしろかったけど後半やや盛り下がってしまった感じで残念。

アジアン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)合格

隅田さんがジョギングを始めようとしていて、馬場園さんがそれに誘ってほしいという話。発想で笑わせるというよりも、こてこての話術と馬場園さんのキャラクターで、爆笑を作り出していた感じがしました。実力すごいですねー。

吉田(アマチュア)

外国人に道を教える。『ア』の発音を、aとeの中間の「アェ」みたいな発音にすれば英語っぽくなって外国人に一目置かれるということで、ひたすらア段の発音の練習をしてました。「生乾きのままの掛け布団たたむ」みたいな文章を「アェ」の発音で言っていました。フレーズは面白かったけど、このワンアイデアで3分間はしつこいかなーと思ってしまいました。

フリータイム(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 広島)

鮮やかな赤と黒のスーツ姿で登場。目覚まし時計を色んな方法で止めるというネタでした。ツッコミの人が「いらんのんじゃい!」「そうじゃ!」とか、どこかの方言っぽい口調を多用してました。広島のかただったんですね。

ぷくぷく隊(アマチュア)合格

静電気がパチッとなるのを防ぐ方法という話題から、なぜか堀内孝雄谷村新司の話になり、さらにノブ&フッキーの話題になって、最後はうますぎるオチで締めていました。いやー面白かった。M−1の舞台で、まさかのノブ&フッキー連呼。『ものまねバトル大賞』以外の場所で、これだけ「ノブ&フッキー」と連呼されたのは古今未曾有でしょうねえ。で、個人的に大好きで、合格してほしいとは思いましたが、本当に合格するとは意外でした。ピアノソナタやオフクロワークス等の変化球で面白いネタをしたアマチュア数組の中で、審査員はここを選んだか〜、という感じです。

ガトリングガン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)

ボケの人がヤンキーっぽい風貌だけど、コンビニの前にたむろしているヤンキーを怖がっている。後半ボケの人がやたら心配性になって、ブラマヨっぽいかなと思いました。

丼(アマチュア)

理想の出会い。男女コンビで、女性がぽっちゃり系で、ひたすら女性のデブネタ連発でした。後半、女性がさらにデブな女性を一人二役で演じて、面白かったです!「100歳で体重100kgをキープしていると、天使になれる」という都市伝説が真実だったらいいなと思いました。

千日前オリンピック(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)

世の中には常識の無い者が多いという話。ボケの人が超まじめキャラで、世の中を嘆きますが、まじめすぎて鬱憤が溜まって、ときどき爆発してしまうという展開でした。地味な爆発ぶりが面白かったですが、まじめキャラが泰山北斗とかぶった感じで残念でした。泰山北斗のほうが好きでした。

変ホ長調(アマチュア)

彼方さとみさんがアイドルのブログのゴーストライターをしているという話で、そのブログに対して小田ひとみさんが感想を述べていきます。ブログの暴露話に対して小田さんが「ふ〜ん………」というリアクションだけだったところと、「ゆずの北川は歌だけにしておけばよかった」という発言のところで、ひときわドカーンと大きな笑いが起こっていました。他にも笑いの小爆発はあったけど爆発が連続しない感じで、オチもしりすぼみになってしまった感じで、客席に「変ホには準決勝進出してほしいけど、確実に準決勝進出するには、もうひと押し欲しかった…」という残念感が広がった気がしました。残念。

スペースゴリラ(アマチュア)合格

「俺はアンパンマンの世界の住人かもしれん」という話。アンパンマンというのはよくある題材だとは思いますが、かなり面白かったです。ツッコミの人が相当早口でマシンガンのように喋っていて、特徴を出していました。準決勝進出するためには、ただ面白いだけでなく、なにか+αが必要なんですねえ。

無駄無駄ラッシュ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)

コンビのどちらがボケか決まっていないので、ここで交互にボケてどっちが面白いか決める。左の人が右の人のボケに対して「どこがボケか分からん」と批判する。右の人が左の人のボケに対して「キャラはいいんだけどね…」のようにお笑いコンテストの審査員風に批判する。という繰り返しでした。

ピンクゴジラ(アマチュア)

電車の中でマナーの悪い人を注意する。ツッコミの人がつり革を持って「もう電車は走り出している」動きをしているのに、ボケの人が「プシュー」とドアを開けて入ってきて、「まだ走ってへんかったんかい!」という定番のやりとりがしっかり受けていました。定番はいいですね。

マウンテンヒル(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)

流れ星に願い事をする。ボケの人がすごくもったりとした口調で、ゆっくりとしゃべるコンビです。おー何度かテレビで見たことがある。ツッコミの人が後半相当ヒートアップしていまして、「自分達ができる最高のパフォーマンスをして、本気で準決勝進出を狙っている」という気迫が伝わってきました。

ゼミナールキッチン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)

修学旅行の風呂場でパンツを忘れて、先生が「このパンツ誰のだー!」って言ってるところに名乗り出る。教頭先生がやたら出てきたりして、かなり面白かったです。

女と男(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)

二人が同じ居酒屋でバイトをしているという話。女が男のオデコをパッシーンと叩いて、とてもいい音が会場に響いていました。さすが芸術ホール。しかし、女が男を叩いた回数は、前半にツカミっぽく2発叩いただけでした。テレビでやってるみたいにもっとバッシンバッシン叩いてほしかったなー。あと、男の人のめがねがズレているというギャグがあったようですが、私の視力(2階席に座ってて視力0.7)では、めがねがずれているのかどうか視認できませんでした…。めがねを小道具にする場合は、フレームが太いやつじゃないと辛いんですね。

オフクロワークス(アマチュア)

森久美子。めちゃくちゃおもしろかったーー!!漫才でもコントでもリズム系でもない独自の形式ですね。いわばクールポコ路線でしょうか。違うか。

パプア。(デリートエンターテイメント)合格

♪ドドスコスコスコ、ドドスコスコスコ♪というリズムで、チャラくな〜い♪というフレーズに繋げる、リズムネタでした。コンビの一人がチャラ男のキャラクターで、オリエンタルラジオ上原チョーと慶を足して2で割った感じのコンビかな。(2+1+1)÷2=2。で、リズムネタで沸かせたあと、終盤に普通の漫才形式になったかと思ったら、「左手はそえるだけ」とかスラムダンクの名言を連発する展開に突入しました。いやーおもしろかった。
しかしこのコンビは、敗者復活戦の会場を沸かせている様子がありありと想像できますが、決勝のスタジオにいる姿は想像しづらい感じですね!って失礼か。すみません。いい意味で。

あいす最中(アマチュア)

新しいテーマパークを考える。ツッコミが、R−1でもおなじみの山口了さんです。山口さんがかなりの早口で長いフレーズで面白くつっこんでました。

プリンセス金魚(松竹芸能)

偶然の再会。久しぶりに会った相手に声をかける。普通に面白かったと思います。

コメディカル(アマチュア)

『DV』は何の略かという話。正解はドメスティックバイオレンスですが、「ドルゴルスレンダグワドルジ」とか色々言ってました。チベットの開放を要求したりして面白かったです。コンビ名にちなんだ、締めの「診察終了!」というフレーズが決まっていました。こういう締めのフレーズはいいですね。

モンスターエンジン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)合格

本当の地獄を見せてやるという話。鬼が地獄を案内するというストーリーでした。焼けた炭の上を歩かされる灼熱地獄とか。おもしろかったー!
ところで、私がモンスターエンジンの「鉄工所漫談」と「仁鶴師匠のモノマネ」と「暇を持て余した神々の遊び」以外のネタを見たのは、このときが初めてでした。ちゃんと面白いんですねー!

さるつかい(アマチュア)

もし日本に医者がいなくなったら大変なので、俺が医者になる!みたいな話でした。この「もし日本に医者がいなくなったら大変だから俺が…」という導入は、「もし私がお笑い芸人になっていなかったら医者をやってみたい」というのを工夫してアレンジした形なのかな?ちょっとわかりづらかった気がしました。一人の顔がコーヒー豆に似てるっていうのをしつこく繰り返すのが面白かったです。

コア(ワタナベエンターテインメント)

暴走族の特攻服姿で登場。前半は、暴走族時代のチーム名が『魔女卵』だった等の自己紹介的なネタで、後半は、自分にいかに度胸があるか自慢しあう展開でした。おもしろかったけどなー。

京子(アマチュア)

怖い話。Wボケ形式で、面白い「怖い話」を披露。風呂上りのパピコは抜群に美味しいですよね。

Dr.ハインリッヒ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)

朝起きたら顔の上に知恵の輪が置かれていたという話。これが噂の、独特の雰囲気を醸し出しているコンビですかー!初めて見ました。確かに独特の雰囲気ですね。三角形の内角の和が182°だったり、半円形ではない360°まで計れる分度器のことを「ハイパー分度器」と読んだりとか、面白かったです。

テンテン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 名古屋)

出ました!この日2組目の名古屋吉本!!ボケの岩田さんがドトールコーヒーの衣装を着て出てきて「この後すぐバイトに行かないかん」という設定で、やたらドトールのことを気にするというネタでした。岩田さんが「なんだてー!」と言ったのを「カフェラテ?」と聞き間違えたりとか。名古屋弁を使ったり、2人がお互いのことを「いわし君」「神ちゃん」と呼び合ったりすることなどが、知らないお客さんには伝わり辛いんじゃないかと心配になってしまいました。で、終盤に岩田さんが自分のことを「名古屋吉本のクッキングパパ」と言ったけど、客席に全く伝わってなかったのが切なかったです。個人的にいちばん応援していましたが、微妙な結果で残念。

GAG少年楽団(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)

この日初めて登場した、3人組!ツカミの「辞書で『漫才』を調べたら『2人で行う掛け合い』と書いてありました…」というのに笑いました。ネタは劇団という設定のコント。演劇に対して熱い思いを語る人が、演技をやらせてみたらいちばんヘタだったというお話でした。
※家にあった新明解国語辞典で『漫才』を引いてみたところ、
(万歳の変化)ふたりの芸人がおかしい事をまじめくさって言い合いながら客を笑わせる演芸。掛合い漫才。
と書いてありました。まじめくさってかー。

のろし(松竹芸能)

子供に甘えられる。「お馬さんになってー!」とか「犬やってー!」とか。かなり面白いと思いました。個人的には今日の松竹芸能の中でいちばん面白いと思ったんですけどねー。

ひでまん・しげまん(アマチュア)

おばちゃん2人による、ぼやき漫才。ツカミの「年金がもらえるか分からへんのに、厚生年金会館によく来たね」っていうのが面白かったです!ネタのところどころで噛んだり、セリフがつっかえたりして、その失敗ぶりで笑いが起こっていました。でも、ネタはちゃんと正統派のボヤキ漫才だったし、後半Wボケ形式になってテンポアップしたりとか、構成もしっかりしていました。大阪の人のお笑いポテンシャルは恐ろしく高いんですね。

ところてん(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)

3人組。お弁当工場のバイトで、ベルトコンベアで流れてくるお弁当に順番におかずを入れていく。弁当にもっととんでもないものを入れて欲しかったです。

スーパーZ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)

会社をクビになった人を、色んな方法で励ます。「ドンマイ」「軽いな!」「ズドンマイ」「語感は重くなったけど!」とか。かなり面白かったです。

ボルトボルズ(松竹芸能)

路上アンケートを断る。ふつうに面白かったと思います。

はだか電球(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)

いろんな方法で愛の告白をする。テンポがよかったです。後半はペニシリンの『ロマンス』(セクシーコマンドー外伝すごいよ!マサルさんのアニメの主題歌だった曲)を熱唱していました。

ギャロップ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)合格

時代劇。めちゃくちゃおもしろかったー!

笑い飯(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)合格

闘牛→車で追突されたときムチウチになったと言ってお金をせしめる。めちゃくちゃおもしろかったー!西田さんの言葉の力はすごいですね。
いやー決勝進出メンバーの発表が楽しみ楽しみ。